ルーシ・ア・ライブ

大阪市で開いてるルーシア宅スマブラオフ会のルールとかオフレポを書いたりしようかなと

突然だけど

自慢の祖父がいます。
とても物静かで、今まで怒ったことを見たことがないほど温厚、知識は豊富で勉学も超優秀。将棋や麻雀の遊び方から、いろんな作法や人生観まで様々なことを教えてくれました。

群馬に生まれ、釜山に疎開し、戦後は学費がなかった為大学に行けずにそのまま海運会社に就職。激動の時代を生き抜きながら、いわゆる高卒の平社員から始まって、そこからも山ほどの理不尽に耐え抜き、遂に会社の専務(要はNo.2)まで登り詰めた、「努力の人」を具現化したような人です。

自分の地位や成果を鼻にかけるようなことは微塵もなければ、寡黙な性格も相まってか、泣き言や愚痴みたいなネガティブな言葉も1度も聞いたことがなし。
祖父とは好対照でおしゃべりで世話焼きな祖母と完璧なコンビで、今まで子どもを育て、俺を含めた孫を導いてくれた、正に理想のおじいちゃんでした。
俺が人生で1番尊敬している人は断トツでおじいちゃんです。



そんな完全無欠のおじいちゃんが、先週の金曜、86歳で生涯に幕を下ろしました。
数年前に体調を崩し、徐々に体の悪い箇所が増えてきて、近年は掛かり付けの医者からも「心の準備は常にしておいてください」と言われるような状態でした。誰も見てないところで倒れて、死の淵に瀕したことも何度もありました。
が、そこから驚異の寿命を見せてくれて、周囲の予想より遥かに長生きしてくれました。

最期は介護をしていたおばあちゃんの腕の中で、安らかな顔で旅立っていったそうです。
「最期の瞬間を最愛の人に抱かれながら、苦しむことなく旅立っていくとかほんまに漫画の主人公みたいな最期やなぁ。最後の最後まで素晴らしい人生を過ごしてくれたんやなぁ」、とまた自慢できる要素を増やしていってくれました。

通夜や葬儀でも、来てくれた親族や友人はもちろん、お経をあげてくれたお坊さん(祖父母一家と長い付き合いではあったらしい)までもが涙を流してくれて、本当にいろんな人に慕われていたんだな、とすごく嬉しく思い、涙が止まりませんでした。
これ書いてる今でも油断すると1人で号泣してるやばい奴になりかねない。

泣きすぎて目を開けるのがしんどいぐらい瞼が痛くなったのは28年生きててさすがに初めてだった。


肉親を亡くした多くの人が思うのかもしれませんが、今までにくれたものに対して返せたものが少なすぎて、後悔でもまた涙が出てきます。

実直に生きてきた祖父にとって、少なくとも1回社会人をドロップアウトして、ゲームに没頭している現状の俺は見ていて安心できるような人間ではないでしょう。
全うな職に就いている姿は当然として、「自分が過ごしているゲームの世界は、こんなにも奥が深くて、こんなにも広くて、こんなにも面白いものなんだよ」、というのをもっと見せたかったな、と思います(自己満足かもしれないけど)。

社会人としての生活にしろ、スマブラプレイヤーとしてにしろ、スタッフや実況のような活動にしろ、もっと早く、おじいちゃんが健康なうちから努力していれば、もっとしっかりした、かつ面白い孫の姿を見せて、もっと安心して旅立てたんじゃないか、と思ってしまうわけです。

幸いにしておばあちゃんはまだまだ健在なので、いつかおばあちゃんがおじいちゃんの元へいく時に、「あの子こんな面白いことやってたで!でもそれだけじゃなくて凄く立派な孫に成長もしたで!」っていう土産話を持っていってもらえるよう、努力に努力を重ねよう、と決意に至った、そんな土日でした。

いろいろつらつらと思いつくままに書いてきたけど、何が言いたいかっていうと、
俺のじいちゃんほんまにすごいんやぞ、どや
っていう自慢と、
孝行したいって思える肉親がいるなら、できるうちにやっとくに越したことはないぞ
ってことです。








心が落ち着いたらゲーム再開しよう。